日本人は税金の知識がない
その理由
インターネットやテレビで日本人の税金の知識に関することについての記事や特集をたまに見ます。
よく理解できていないと言う人がほとんどでした、知っているのは消費税くらいと言っても言い過ぎではないくらいです。
なぜか?と言うところですが、そもそも子供の教育過程でそこまで教わっていないということがあげれられます。
さらにさかのぼると、今から70年以上も前の昔、日本はアメリカと戦争をして負けました
歴史については色々と言われ方が違いますが、大多数の歴史ではアメリカ・ハワイの真珠湾に対して奇襲攻撃と言う絶対的有利な条件でアメリカと開戦をしたにもかかわらず、完膚(かんぷ)無きまでに惨敗しました。
戦争で日本はアメリカに負けたという、このゆるぎない事実。
これを起点として今の日本の制度や法律が始まっているものは結構あります。
その一つが源泉徴収という税金の自動天引きシステム。
収入に対して払うべき税金(所得税・住民税)が勝手に引き落とされてしまうシステムです。
自分では納税額を計算しなくて済む、自動で天引きされるから楽だ!! なんて思っている日本国民の方はまんまと日本政府の国策にハマってしまっています。
節税すればこれだけの還付金がもらえる、と言うことが全く分かっていません。
僕もその一人ではあるのですが( 説得力なし!! )・・・(泣)
確定申告は特定の条件に該当する人しかする必要はありません、大多数は確定申告はしなくて済みます。
アメリカでは確定申告は個人の責任になります、つまり自分でやらなければいけないのです、義務です。
自分で確定申告をしているので節税をしようと税金の勉強はアメリカ人はたくさんしています。
なぜ日本は税金に対して知識がなくても問題ないのかと言うと、繰り返しますが原点はアメリカに戦争で負けたことから始まります。
敗戦後、日本は多額の賠償金を求められ、支払いを円滑にするために納税額の多くを占める所得税は全国民から自動で徴収しようと政府は考えたわけです。
それが源泉徴収です。
さらに、節税対策を極力されないように税金の教育をさせないようにしています。
思い返してください
学生の頃に税金の勉強ってしたことありますか?
あったとしても、少しだけやったかなあ・・・と言うくらいで全くと言っていいほど記憶にないはずです。
そう、これこそが日本政府の国策なのです。
税金は自動で徴収するので税金のことを知らなくても国民は心配するなと言う”優しい”親心が日本政府にはあるのです。
先進国の中でも日本人はダントツでビックリするくらい税金の知識がありません。
むしろ自分で何もすることなく勝手に自動引き落としされた方が手間がかからず楽だ、なんて考えが日本人には浸透しています。
敗戦による影響
敗戦によるマイナスな影響は大きいです。
負けた後の日本はアメリカの言いなりです。
最近になってようやくモノづくり大国の日本が国産航空機を作り始めました。
なぜ今頃なって、もっと昔から作っていてもおかしくないのに、自動車や電車は作っているのに何で日本は飛行機だけは作らないんだろうと学生の頃は思っていましたが、これも戦勝国であるアメリカから航空機の生産を長年禁止されていたからです。
開戦当初、アメリカは日本のゼロ戦に苦戦していましたからね。ゼロ戦に遭遇したらすぐに逃げろと言われるくらいの脅威だったらしいです。でも、戦争末期には航空技術も完全に抜かれていました。
今頃になって航空機を作り始めても昔からずっと作っていたアメリカには技術力で勝てることは不可能でしょう、70年以上のブランクは大きすぎます。
三菱航空が航空機の納期を5回もすでに延期しているのがいい証拠です。
アメリカの飛行機の部品の70%位は日本が作っていると言われているのに、自分たちでゼロから作るとなるとこんな状況です。
きっとアメリカは陰で笑っていることでしょう。
アメリカの悪口を言いながらもアメリカ投資をメインにしている僕っていったい・・・
以前、別の記事でも同じこと書きましたがまた言わせていただきます。
国民的アニメ「ワンピース」のキャラクターである「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」が言っていたセリフです。
「 戦争とは勝った方が正義だ!! 」
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