決められたことをするだけの人間ではダメ
バス停での出来事
先週バスで買い物に行った時のことです。
帰りの時間は夕方でサラリーマン・OLの帰宅時間と重なりバスは大混雑でした。
僕が待っていたバス停は僕だけでしたが、その前のバス停はオフィス街なのでそこで多くのサラリーマン・OLがたくさん乗ることは分かっていました。
ようやくバスが来てバス内を見てみると案の定、人で溢れていました。
見た瞬間もう乗れないと分かるくらいの満員でした。
乗車するために開くバスの真ん中の乗車口はどう考えてもこれ以上乗れないくらいの混雑でした。
するとバスの先頭の降車口を開けてくれてバスの運転手が手を振って「こっちから乗れ」というジェスチャーしてきました。
乗車口は混み込みでしたが、降車口あたりはまだ若干の余裕があったので運転手が気をきかせてくれたのです。
混雑しているバス内の状況を考慮してのバス運転手の行動に僕はとても感激しました。
ですがこの対応は意見が分かれるところです。
降車口を開けるのは降りる客専用です。
バス内が混んでいるからといって降車口から乗客を乗せるのは明らかなルール違反です。
どんな状況でも規定のルールに従うべきと言う意見も出てくるはずです。
実際にこういう状況を関係者に報告されたら運転手は下手をすると処分されてしまいます。
ですが、僕はこういうルール違反は必要であると思っています。
少しでも多くの乗客を乗せようとする考えはバスの運転手としてはあるべき考えです。
むしろこの状況で「もうこれ以上乗せられないので次のバスを乗ってください」なんて断りをする方が待っていた乗客からすればショックだと思います。
だったら決められたルールを破ってでも降車口から乗客を乗せようと考えるバス運転手の判断は、僕は愚かではなく英断だと断言します。
乗客を置いていくのと無理をしてでも乗客を乗せようとするのはどっちがいいかって、間違いなく後者でしょ!!
こういう相手のことを考えて決められたルールを破る人間は世の中には絶対に必要であると僕は思います。
やはりそういう人間は周りから信頼されると思います。
僕の職場にも少なからずそういう人間がいます、そういう人間がいるからこそ辛くても我慢しようと考えることができるのです。
( 我慢と言っても残念ながら僕には限度がありますけどね・・・限界が来るのは一体いつだ!? )
単なる買い物でしたが、帰りに思いがけないうれしい出来事に遭遇しました。
僕はこの時の運転手の素晴らしい対応がうれしかったので、降りるときに支払いの機械に通常料金とお礼としてプラス100円をこっそり支払いました。
のんびり屋「 少なすぎ!! この恩知らずが!! 」
臨機応変、粋な対応というか読んでいて気持ちが良いです。
最近、なかなかこんなことしてくれる人いませんよね…。
少し気になったのは、安全面です。
そこも考慮しての運転手さんの判断はナイスです!
>たつさん
本当にうれしい対応をしてもらいました。
こういうことをしてくれる人は今の時代少ないですね。
僕も運転手さんはナイス判断をしたと思います。
100円を余計に払うのんびり屋さんも素敵ですね
>招き猫の右手さん
節約家の我々にとっては100円は貴重ですよね(^ ^)
ありがたい気持ちのチップとしてそっと支払いました。