正式に退職することを両親に報告。結局、最後は父は反対し、そして母は泣いた

両親への感謝

修羅場と化した家族会議

数日前ですが実家に帰省しました。

目的は退職することをちゃんと両親に報告するためです。

以前からいずれ今の仕事は辞めると言ってはいましたが、正式に退職が決まったことを報告するのは今回が初めてです。

連休ができたから帰ると言っただけでいつ話を切り出そうか迷っていました。

やっぱり家族が揃う夕飯の時に話をしました。

 

のんびり屋「 ・・・実は今年で会社を退職することになった。会社と何度も話し合って正式に決まった 」

父「 もう考えは変わらないのか? 」

のんびり屋「 そうだね。もう腹くくったよ 」

母「 色々と大変だったんだね・・・ 」

ここで母は徐々に泣き始めてしまいました

父「 それで辞めた後どうするんだ? 」

のんびり屋「 しばらくは無職生活をして自分を見つめ直す時間を作ろうと思ってる 」

父「 バカにもほどがあるぞ! 人生を完全になめてるぞ! 」

のんびり屋「 納得はできないかもしれないけど自分の人生を後悔なく生きようと決めたんだ 」

父「 そう言って逃げてるだけだろ! 大体無職でどうやって食っていくんだ!! 」

のんびり屋「 貯金が少しばかりあるから貯金を切り崩しながら生活していく 」

父「 全く言っていることが分からん、理解できん! いつか後悔するぞ!! 」

のんびり屋「 もう決めたことだ。今から考えを変えるつもりはないよ 」

父「 年齢を考えてみろ! 転職先なんてもうないぞ!! 」

 

父の怒りは収まりませんでした。

父には何度もいずれ辞めると言っていて、今までは否定されながらも僕の考えを前向きに受け止めてくれていましたが、本当に退職すると知ったら結局最後は完全に反対されてしまいました・・・

父の言っていることは理解できます、否定するつもりはありません。

僕が生まれる前からずっと家族のために働き続けてきました、しかも転職など一回もせず新卒で入った会社を定年まで働き続けました。

僕からすれば偉大すぎる生き方です、とてもかないません。

そんな父の背中を見て育った息子が働くのが嫌だからというくだらない理由で仕事を辞める選択をする人間になってしまったのです・・・まったくもって申し訳ないですね。

でも、それ以上に僕が気になったのが母でした。

怒鳴り散らす父の隣で何も言わずにただひたすら泣き続ける母・・・

泣いている母を見ていると本当に胸が張り裂けそうになりました。

人生をなめるな!! と、怒鳴られたり、殴られている方がよっぽど楽でした。

自分はどこまで親不孝者なのだ・・・

父は昔から厳しい性格で息子の僕に対しても子供の頃からかなり厳しく接していました。

そんな中、母はいつも優しく僕に接してくれていました。

その母を30才を過ぎてから泣かせてしまったという事実、もう一生今日の出来事は忘れられないでしょうね。

父の行動と母の行動はどちらも僕の心配してのことです。

本当に感謝しています。

 

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僕の考えは変わらない

何とか炎上した家族会議を半ば強引に終了させてしばらく一人で考えました。

父と母の気持ちは分かりますが、やはり自分の考えは変わりませんでした。

一生に一度しかない人生をできるだけ後悔なく生きていく、この考えはこれからも貫きたいと思います。

両親は僕が30才を過ぎたときは、結婚して子供ができてマイホームを買って・・・なんていう幸せな人生を歩んでいると考えていたと思います。

親の世代ってこういう生き方が幸せと思うのが普通です。

でも僕はその真逆の人生を歩むことになります。

真逆どころか働くことを放棄して自由に生きるなんて生き方をしようとしているのです。

親の期待を裏切るにもほどがあります。

たぶん僕がこの先、両親に少しでも親孝行ができることがあるとすれば、それは自分の決めた人生を後悔なく楽しく生きているということを見せることだけだと思います。

来年から念願の自由に生きる無職生活が始まりますが、かなり覚悟を持った自由な無職生活を送る必要が出てきました。

それから、まぎれもない事実、それは

僕は自分の両親の子供で本当に幸せだということですな。

この事実はこれからも一生変わることはありません。

のんびり屋「 久しぶりに気持ちがスッキリしましたね 」


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20 件のコメント

  • アラフォー世代の親はだいたいそんなもんですよ。そもそも時代が違うので考え方が理解できるとは思えません。
    逆に働き続けたらのんびり屋さんにとって幸せなこと、充実した毎日があるのかを考えているのかな?と疑問に思います。

    過労死した若者の親が嫌な仕事を続けさせるべきではなかったというコメントをニュースで見たことがあります。世間体にこだわっていればここまでこなければわからないものなんでしょう。

    退職してものんびり屋さんが幸せだとわかればご両親も喜んでくれると思いますよ。
    くれぐれも親不孝だけはしないようにお互いしたいですね。

  • >クロスパールさん
    生きてきた時代が違いますからね、僕の考えを理解してくれないのも分かります。

    自分が幸せなことして生きていけばそのうち理解してくれると信じています。

    もちろん過労で人生が辛くなる人生よりはよっぽどいい人生をこれからは歩むつもりです。

  • 時代が違う。その一言ですね(-.-;)y-~~~
    ご両親の言うことも理解はできますが、、

    まぁ、とりあえず、親孝行してください。元気に仕事を全うするだけが親孝行ではないのですから。

    自分なら、自力で生活して、親孝行していたら何一つ問題ないと考えますね。あとは自分の人生、好きなようにします。

    しかし、のんびり屋さんのブログおもしろいですねw(イヤミじゃないですよ、、、
    自分は、家族もいるので、リタイヤは全く考えませんが、自分のできない道を歩んでいけることに、他人事ながら、羨ましさと、不安と色々感じますよ!

  • >リーマンさん
    ですよね、親との時代は違いすぎますよね。

    これからは僕自身が幸せに生きていくことで親孝行をしていきたいです。

    このブログは自分の書きたいことをありのまま書いているので素がかなり出ています(恥)

    リーマンさんの歩めない道を僕はどんどん突き進んでいきますよ~

  • 上の皆さんとほぼ同じですが、時代が変わってきて今までの常識が常識じゃなくなってきてます。僕も親御さんの気持ちは分かりますが、言ってる事は正しいとは言えないと思います。
    幸せになったもん勝ちですよ!
    一緒に頑張りましょ!

  • >ヘランさん
    時代が変わって違う生き方でも幸せになれるということを両親には証明したいですね。

    とにかく僕が幸せに生きていないといけません。

    勝者は幸せなった者ですからね。

    お互い頑張りましょう!

  • こんばんは。

    のんびり屋さんを見ていると
    心の底から羨ましいです。私も会社を辞めたいです。

    辞めた後、
    両親に少なからず親に経済的、精神的な負担をかけてしまうと考えると
    退職には踏み切れないです。(衝動で辞めるかも・・)

    のんびり屋さんが仕事を続けて、体を壊してしまったら
    取り返しがつかないこともあり、それの方がご両親を悲しませるかもしれません。

    私も両親に「仕事を辞めること」を伝えたら
    反対されるんだろうなと想像できました。

    応援してます!

  • >リェータさん
    本当に仕事が嫌で辞めますからね。

    両親には結局認めてもらえませんでしたが、それはこれから時間をかけて認めてもらうように僕が行動すればいいだけの話です。

    今の仕事を続けていたらいつから必ず体を壊しますからね。

    やはり一番大事なのは自分の気持ちだと思いますよ。

  • こんばんは。
    ご両親は大分動揺されたみたいですね(>_<)
    やっぱり男性なのもあるから余計そうなんでしょうね。
    後はのんびり屋さんが充実している姿を見せていくしかないですね。

    私はハァ!?って言われたのち、
    退職日の夜には鯛が出てきました(;゚Д゚)祝い??

  • >よーちゃんさん
    両親は予想以上に動揺しちゃいましたね。

    年齢的にももう取り返しがつかないとか思っちゃったのかもしれません。

    ですね、これからは僕の人生が幸せであると親に見せていかないといけません。

    いいですね~退職日に鯛ですか?!

    羨ましい

  • 御両親の親心も十分理解できるアラフィフではあります、まあジェネレーションギャップですよね
    正社員で働いていれば生活には困らないと思う親世代と、先の見えない閉鎖間に苛まれる子世代
    分かり合えるはずはないわけですが、のんびり屋さんの場合は無職期間の資金の用意もありますし
    無理に理解を得ようとはせず徐々にこういう生き方もあるんだよーと理解してもらうのが良いのでは?
    2020年までは人手不足が解消するとは思えませんし、2年間の無職後もまだ30代ですから
    状況的にはわりに良い時期選びましたね、と他人事ながら思うわけですw
    2年後に社畜生活に戻るかはどうかは別として、正社員で戻れる可能性は高そうなので
    あと5年後とかに無職になるよりは将来的には明るいのでは?と言ってみるとかw

  • >さるさるさん
    正社員の安定性は抜群ですからね、言うまでもなく。

    ただその生き方で人生が悔いなく楽しめるかというのは別問題です。

    他にもこんな生き方があるんだと僕が両親に見せていかなければわかってもらえないと思います、もう僕はやるしかないです。

    2年後もまだ30代ですからね、人生まだまだこれからですよ。

  • これが、何度も転職している子どもの親だったら、こんな方になりませんからね。
    退職は昔ほど大きな決断のようには思いませんね私は。

    辞めてみたら、また別の考えにもなるかもしれませんので、
    当分は無職を謳歌してください。

    世の中は絶えず変化していますので、変化を楽しんでください。

  • のんびり屋さん、こんちは(^^)/
    私も33歳で11年勤めた会社を辞めました。ただ、そのあと3日後に上場会社支店の求人に募集し、採用されたので、無職期間は1週間くらいしかありませんでした( ゚Д゚)
    その後、その会社支店の支店長となり、それから地区部長→本社次長→本社部長→本社営業副本部長と、とんとんと上がっちゃいました・・・(*’ω’*)
    で、営業本部長要請で退職ということで、会社側はひっくり返るくらい驚いてましたけどね(^_-)-☆
    (お金には困らなくなって、もう自分の人生の時間を売って稼ぐ必要がなくなったので辞めました)
    人生、どこでどうなるかわかりません。最終的には、その個人の持っている人徳(勤めた会社に、ジグソーパズルのピースのように、自分の下に人材が集まる)とスキルになるのではと思います。
    自分の人生の主人公は、自分自身です。悔いのない人生を・・・(^_-)-☆

  • >ルートさん
    僕の親は結構我慢強く働いていましたからね、逃げる選択を選んだ僕を受け入れるには時間がかかりそうです。

    無職という新しい生き方をするのでその中で新しい考え方で別の生き方を探します。

    まずは無職生活を楽しみます。

  • >Ritaiyajiijiさん
    Ritaiyajiijiさんも33歳で会社を辞めているのですね、僕と同じですね。

    ただ無職期間は1週間ですか、僕は2年ほどするつもりです・・・

    次の会社で営業副本部長とはとんでもない肩書ですね、それよりも自由を選んだRitaiyajiijiさんを尊敬します。

    僕も悔いのない人生をこれからは歩みます。

  • 収入源が給与所得しかないという考えだと退職って大事になっちゃいますよね。
    生活を充実させて幸せになるために働くのですから、そうでないのなら辞めるのは普通のことだと思います。
    のんびり屋さんが幸せに暮らせることを願いながらこれからもブログを拝見させていただきます。

  • >他力本願さん
    僕の親は収入源が給与所得しかないという考えなので大変でした。

    人生を楽しく生きる言うことを念頭にこれから生きていきます。

    何とか無職生活で幸せになれるような道を見つけたいです。

    これからも気軽に僕のブログにお越しください。

  • ウチもこないだ母親が来たときに、何かしろって言われましたよ。
    もう何度も何度も何度も説明はしてるんですが、無理なようです。
    何か仕事をしていないと不幸、という刷り込みが激しい世代なんですよ。

    というわけで説得は試みず、適当に時間の経過とともに分かってもらうしかないでしょう。

  • >招き猫の右手さん
    親の世代の説得はほぼ無理ですよね。

    働かないことには親の説得は無理そうです・・・

    時間をかけて説得していくしかありませんね。

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