覚悟を決めれば幸せな人生は歩める
パタヤには高齢なファランがたくさんいる
パタヤの街を歩いていると、1人では歩くことも困難そうなヨレヨレのおじいちゃんファランを見かけることがあります。
特にソイブッカオを歩いていると、そんなおじいちゃんファランをよく見かけます。
個人的な意見ですが、そんなおじいちゃんファランはリタイアメントビザ、もしくはタイランドエリート会員を取得してパタヤに永住しているんだと思います。
それはつまりどういうことかというと、自分の死に場所を「パタヤ」と決めているのだと思います。
まだまだ元気で若くて人生これからなんて人は、人生の選択時には周りから色んなことを言われるでしょう。
でも、60歳以上の年齢になると、周りは自分の人生の過ごし方についてギャーギャー騒ぐことはなくなります。
むしろ自分の好きな人生を歩めと賛同してくれると思います。
その中でも、タイという異国の国で人生を終えようと思う人は相当覚悟があるのだと思います。
まぁ自分の人生がもうすぐ終わると悟っているからこそ、自分が悔いのない最後の人生を迎えようとしているのかもしれません。
僕個人の意見としても、自分の死に場所は自分で決めるべきだと思っています。
そして、それに対して周りはどんな批判的な意見も言う権利はないと思っています。
誰でもできることじゃない
高齢になってからパタヤに移住するなんて誰でもできることじゃありません。
リタイアメントビザやタイランドエリート会員を取得するには、一定の資産を持っていたり、決められた相当額の金額を払わなければいけなかったりと、お金の面がまず問題になってきます。
老後にしっかりと資産を築いている人でないと払えません。
さらに、自分の体が健康でなければいけません。
若い時に暴飲暴食をしたせいで年を取ったら、糖尿病などにかかってしまい、病院に通わなければいけないような状態だったらパタヤに永住なんて言ってられないでしょう。
また、自分の体をしっかり管理して健康を維持してても、予期せぬ事故に巻き込まれて病院へ通わなければいけなくなった、なんてことも人生ではあり得ます。
人生は運という部分は確かにあります。
そう言ったところを全て乗り越えた人が高齢になってパタヤに移住しているのだと思います。
たまに、車いすで移動しているファランも見かけますけどね。
そうまでしてパタヤにいたいなんて考える人もいるのです。
それくらいパタヤは魅力的な街なのです。
もちろん誰もがパタヤの街を気に入るなんてことはないですけどね。
僕はパタヤに永住する高齢のファランの気持ちがよく分かります。
パタヤで人生を終えてもいいと思うのは僕も同じです、むしろパタヤで人生を終えたいとすら思っていますからね。
年を取ってから海外に永住するなんてとんでもない行動力ですよね。
思っているだけでなく、実際にやるというのがすごいです。
私もそろそろリタイヤを意識する年齢になりました。
リタイヤ後の生活を海外、特にタイで過ごすこともいいなと思っています。(タイには80年代後半から数え切れないほど行っています)
そう、なので思うのですが、ファラン達は我々日本人よりももっとタイで暮らすメリット、そして暮らしやすさもあると思います。
タイにいるファランはヨーロッパの人が多いですよね。
ヨーロッパは基本的に寒く、そして物価がものすごく高いです。(アメリカも都市部はすごく高い)
そんな彼らにすればタイは一年中温暖で物価も我々日本人の感覚よりもはるかに安く感じているはずです。特にリッチな層でなくともそこそこの蓄えと年金でタイでの生活費など十分にペイできるでしょう。以前パタヤでファランのハーレー乗り達と話をしたことがありますが、タイでハーレーは日本でよりももっと高いです。
また他方で、タイ人は基本的にファランを上に見ているし、そんな彼らに親切で優しい。
あと、個人的にはここが一番羨ましいのですが、彼らファラン達は人と人の距離が近いというか、今そこで初めて会った仲なのに前からの知り合いのように接するし、もしもお互い居住者だとわかればとりあえず当たり前のように付き合い始めるでしょうし何かあれば助けもするはずです。以前、タイ人と揉めているのを助太刀というか仲裁に入っているのを目撃したことがあります。(悲しいかな、我が同胞日本人はここらのセンスが彼らと大きく乖離していると思えます)
こういったことを踏まえると、ファラン達にとってのそれは案外ハードルは低いのではないかなと思ったりもします。少なくとも我々よりは。
>E.I.さん
リタイア後の生活を海外で過ごすってのはいいのですよね。
欧米は日本より物価が高いので、日本人以上にタイの物価の安さを感じているでしょうね。
ファランは心がオープンですからね、僕も見習わないといけないです。
リタイア後の生活、色々と検討して悔いのない決断ができるように祈っています。